【ダイヤモンド筑波】服装や持ち物は?初心者でも綺麗に撮影する方法!!

最近一眼レフを買ったニャン!!
カメラを持っておでかけするの楽しいな~

楽しそうだね!!
カメラは上達してきた?

ちょっとずつ上手に撮れるようになってきたニャン。
今度ダイヤモンド筑波に挑戦するニャン!!
「ダイヤモンド筑波」とは?
ダイヤモンド筑波とは、
茨城の名峰・筑波山の山頂付近に特定の時期にだけ太陽の光が重なる現象
のことをいいます。
このダイヤモンド筑波をひと目見るために、この時期には県内外から多くの観光客や
カメラマンで賑わいます。
それではダイヤモンド筑波について、
・ダイヤモンド筑波が見られるオススメの場所
・ダイヤモンド筑波が見られる時期
・ダイヤモンド筑波が見られる時間帯
について順番に説明していきますね!
「ダイヤモンド筑波」が見られるオススメの場所
「ダイヤモンド筑波」が見られる場所は、茨城県内にいくつか存在します。
そのなかでも「ダブルダイヤモンド筑波」が見られると話題のオススメスポットがあります。
それが「母子島遊水地」です。
「ダブルダイヤモンド筑波」とは、水面が鏡のように反射して、ダイヤモンド筑波が上下反転して映る「逆さ筑波」と本体が線対称に見られる光景のことです。

カメラマンの間では昔から知られていた秘密の場所でしたが、ここ数年はSNSで話題になったこともあり母子島遊水地を訪れる人がどんどん増えています。
そのため駐車場の設置や撮影場所の整備も進んでいます。
ダイヤモンド筑波を背景にウエディングフォトを撮影するイベントなんかも行われ、町おこしにも一役買っているんだとか。
最近はカメラ女子が増えているため、私が撮影で訪れた際も一眼レフを持った女性が数人いました。
母子島遊水地は、国道294号線から少し入った場所にあり、近くには民家もあります。
ダイヤモンド筑波の時期には、日の出前から多くのカメラマンもいるため、初心者や女性ひとりでも挑戦しやすい場所です。
詳細はこちら👇
名称 | 母子島遊水地 |
住所 | 〒308-0835 茨城県筑西市飯田 |
駐車場 | あり(70台程度) 無料 24時間利用可能 |
Webサイト | 筑西市観光協会HP http://www.chikuseikanko.jp/index.php?code=327 |

トイレがないから水分のとりすぎに注意ニャン!!
「ダイヤモンド筑波」が見られる時期
ダイヤモンド筑波が見られる時期は年に2回あります!
・10月28日前後
・2月14日前後

年に2回とはいっても、1回あたり1週間ほど
期間があるから心配ニャし!!
「ダイヤモンド筑波」が見られる時間帯
「ダイヤモンド筑波」撮影の際は、必ず当日の日の出時刻を確認しましょう。
ここで注意したいのが、日の出時刻とダイヤモンド筑波が見られる時刻は違うということです。
筑波山の山頂に太陽が顔を出すのは、日の出からおおよそ20分後です。
時間を逆算してしっかりと準備しましょう。
2月編
2月14日前後で「ダイヤモンド筑波」が見られる時間・時刻は、6時50分頃です。
日の出時刻(例年) | 6時30分 |
ダイヤモンド筑波が見られる時刻 | 6時50分頃 |
※ 日の出時刻は、1週間で5分程度前後変動します。
10月編
10月28日前後で「ダイヤモンド筑波」が見られる時間・時刻は6時18分頃です。
日の出時刻(例年) | 5時58分 |
ダイヤモンド筑波が見られる時刻 | 6時18分頃 |
※ 日の出時刻は、1週間で5分前後変動します。

当日の日の出時刻は必ず確認するニャン!!
「ダイヤモンド筑波」初心者が気を付けるべきこと3つ!
ダイヤモンド筑波を見る際に、特に初心者が気を付けるべきことを3つお伝えします!
①服装編
10月、2月ともに共通して言えるのは、ダイヤモンド筑波を観察する時間帯は
朝6~7時頃となるため「気温が低い」ことが多いということです。
筑西市の2月と10月の最低気温は下記の通りです。
時期 | 最低気温(例年) |
---|---|
2月 | 1~2℃ |
10月 | 12~13℃ |
10月に比べて2月の方が空気が澄んでいるため、くっきりとした「ダイヤモンド筑波」を撮影することが出来ます。
ただ、2月の最低気温は例年1~2℃、その上、日の出前とあって極寒の中での撮影となります。
そのため、ヒートテックやセーター等重ね着をして、上にダウンジャケットを羽織るなど防寒対策は念入りに行って下さいね。

2月の撮影では、手かかじかんで
シャッターが押せないくらい寒かったよ。
厚手の手袋とマフラーもあるといいでしょう。
寒がりな方は、貼るカイロを背中とお腹の両方に貼り、更に貼らないカイロも一つ持っていくといいですよ‼

僕はいつも肩甲骨の間に貼ってるニャン!!
また、10月であっても防寒対策は忘れずにしましょう。
日の出前は特に冷え込みます。
12~13℃の気温であったとしても、ヒートテックや長袖の服を重ね着し、
ジャケットなどを羽織って行くのがオススメです!!
撮影場所付近はでこぼこしていたりしますのでスニーカーなど歩きやす靴を選びましょう。

地面がぬかるんでいることもあるので、
長靴があると便利かもしれないニャ~
②持ち物編
あると便利な持ち物は下記の通りです。
● 時計
● ライト
● 折り畳みイス
「ダイヤモンド筑波」の撮影で重要なのは、「タイムスケジュールの管理」です。
ダイヤモンド筑波が綺麗に撮れる瞬間はほんの5分程度しかありません。
そのため、事前にカメラの設定を確認して試しに撮影しておくなど準備の
時間が必要になるからです。
撮影直前に慌てることのないように、時間を確認しながら準備すると良いですよ!

スマートウォッチなら暗い場所でも素早く時間を確認することが出来るのでオススメです。
次は「ライト」です。
日の出前で暗い中、バッグの中身を確認したり、カメラの準備をするのはなかなか難しいですよね。
スマホのライトでも代用はできますが、写真のようなペン型のライトにカラビナを付けて持っていくと
便利です。

ペンライトもカラビナも100円ショップに売っています。
カラビナで衣服や三脚にライトを引っかけておけば、両手を使って準備をすることが出来るので便利ですよ!!
「ヘッドライト」をお持ちの方はそれでもいいかもしれませんね。
最後は「折り畳みイス」です。
「ダイヤモンド筑波」撮影の際は、場所取りや準備を含め待ち時間が結構あるため、
少し休みたいと思った時にイスがあると便利です。
アウトドア用の折り畳みイスなら持ち運びもラクでオススメです。
立ちっぱなしが苦手な人は用意していくといいですよ。
③場所取り編
人が写り込まない綺麗なダイヤモンド筑波を撮りたい方は、早めに場所取り
をする必要があります。
池のすぐ目の前の最前列で、筑波山の位置がなるべく正面に見える場所がベストに
なります。
そのためには少なくとも日の出の時刻の2,3時間前までには現地に到着していれば
最前列を狙える場合が多いですよ。
「ダイヤモンド筑波」初心者向け写真撮影方法
最後に、一眼レフカメラや多機能なコンパクトデジカメをお持ちの
初心者の方向けにオススメの写真撮影機能についてご紹介します!
カメラの設定は?
風景を撮影する場合の設定で気をつけなければ行けない点は
次の2点になります。
●絞り優先モードに設定する
●F値(絞り)を8~10に設定する
また、三脚がある場合とない場合で、もうワンステップ設定が
必要になります。
三脚がある場合
三脚がある場合には、一般的に手ブレ防止機能はOFFにして撮影します。
三脚がない場合
反対に三脚がなく手持ちで撮影する場合には、手ブレ防止機能をONにして撮影します。
天候条件
綺麗な「ダイヤモンド筑波」を撮るための条件は、以下の通りです。
● 快晴で空気が澄んでいること
● 風がなく、水面が波立っていないこと(ダブルダイヤモンド筑波)
くっきりとした「ダイヤモンド筑波」を撮りたい方は、水蒸気が少ない条件が望ましいです。
逆さ筑波を綺麗に撮りたい場合は、風の強さも重要なポイントとなります。

撮影当日の気象情報も要チェックです!!
撮影のタイミングは?
太陽の光をはっきりと映したいのであれば、太陽が山頂から半分くらい出たタイミングがシャッターチャンスです。


まさにダイヤモンドの輝きニャン!!

逆さ筑波も綺麗に映っているね。
太陽が半分以上出てしまうと、だんだんとと光がボヤけてきてしまいます。
水面からのモヤも目立っくるので、くっきりとした逆さ筑波を撮りたい方は、太陽が半分以上出る前にシャッターを切ることをオススメします。


タイミングを見計らうのが難しいという方は、山頂から太陽が出る直前からとにかくシャッターを切り続けてください。
連写機能を使っても良いでしょう。
たくさん撮影した写真の中にきっとベストな一枚があるはずですよ!
ここからはおまけ編。
こちらの写真は、日の出直後の筑波山です。

オレンジと紺のグラデーションがなんとも幻想的ですよね。
時間の経過とともに違った顔を見せる筑波山の様子を楽しむのも醍醐味の一つです。
カメラ以外に必要なアイテムは?
続いてカメラ以外にあると便利なものをお伝えします!
●三脚+レリーズ(レリーズはなくても可)
【手ブレ防止】
●小さめのタオル【レンズ曇り防止】
まとめ
茨城県内でも特に母子島遊水地は「ダブルダイヤモンド筑波」が見られるおすすめスポットです。
「ダイヤモンド筑波」のシーズンは、年に2回(2月14日前後と10月28日前後)で、
見られる時間帯は、日の出時刻からおよそ20分後です。
少なくとも日の出の2~3時間前までに現地入りしていれば、最前列を狙える場合が多いですから
早めの行動がオススメです!
カメラの設定は、「絞り優先モード」、「F値(絞り)=8~10」に設定して、
太陽が山頂から半分以上出る前にシャッターを切るときれいに撮影できます。
日の出直後から時間の経過とともに違った顔を見せる筑波山の風景を楽しむのもオススメですよ。
ぜひきれいなダイヤモンド筑波の撮影に挑戦してみてくださいね!
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