金谷博の西陣織の値段をwiki調査!!織物会社やどこで買えるかも調査
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古都・京都。1200年以上の織物の歴史をもつこの土地に西陣織の伝統を紡ぎ、
革新的な生地を生み出し続けている織物職人がいます。
それが今回紹介する金谷博氏です。
金谷博氏は、この道ひとすじ45年。
西陣織職人の世界に入ってからは、織機の技術を身につけるために
無給で工房に通いつめたそうです。
現在は、世界の名だたる有名デザイナーからの指名を受けるなど織物職人として国内外で活躍されています。
そんな金谷博氏についてwiki風にまとめてみました。
所属する会社や西陣織の値段、どこで買えるかなどなど。
それではご紹介していきますね!
金谷博のwiki経歴プロフィールと年齢
名前:金谷博
読み:かなや ひろし
異名:織物の魔術師
生年月日:1954年(昭和29年)
年齢:68歳(2022年1月時点)
職業:織物職人
金谷博氏は織物職人として西陣織製造に携わっていく中で、
「各業種同士のコミュニケーション力こそが工房の武器となり、売りになる」
ということを学びます。
西陣織の製造工程は大きくわけて約20もの工程があります。
「企画・製紋」
「原料準備」
「機準備」
「製織」
「仕上げ」
などの工程ごとに専門職がいて分業を行っているのだそうです。
西陣織の図案は、依頼者の意図を反映して作られます。
依頼者と職人(各専門職)、そして販売者がお互いに意思疎通をとれていなければ
依頼者が希望する作品は出来ません。
金谷博氏曰く「要望をイメージできるか」なんだそうです。
販売者の要望を汲み取るのはなかなか難しそうですが、いかに相手の要望を作品に反映していくのかを
大切にしているのでしょうね。
織物専用ソフトを開発し、業務を効率化
20以上ある西陣織の製造工程。
その中で織物の設計図を描く工程を「紋意匠図(もんいしょうず)」と言います。
以前は職人さんが方眼紙に1マス1マス筆を入れて設計図を描いていました。
細かな作業のため、設計図の完成までに約1カ月もかかっていたんだとか!
しかし金谷博氏が開発した織物専用ソフトウェア「ソフト西陣 windows版」の
導入によって、製造工程が一気に効率化されました。
効率化の他にも、紙図案の劣化や保管場所の問題も解消されたそうです。
デジタルであれば図面の比率や細かな修正、塗りつぶしの作業もラクラクでいいですよね!
今ではもうパソコンで図案を作成するのが主流だそうです。
こんな素晴らしい織物専用ソフトを開発するなんて凄いですよね!
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メディアへの出演
ちなみに、織物職人・金谷博氏のメディア出演歴も気になったので調べてみました。
・2022年1月11日(火)22:30放送(NHK) プロフェッショナル仕事の流儀
「伝統を紡ぐ、革新を織る~織物職人・金谷博~
・2021年9月7日(火)18:30放送(NHK) 「京いちにち」 ※京都地域向け
「"立体”織物を世界に~西陣織職人 金谷博さん~」
・2012年9月18日(火)22:00放送(テレビ東京) ガイアの夜明け
金谷博の所属会社はどこ?
金谷博氏は「細尾商店」という織物会社に所属しています。
「細尾商店」は今年で創業334年となる西陣織の老舗なのだそう。
創業300年以上だなんてなかなか珍しい気がしますよね。
1200年以上の織物の歴史がある古都・京都にお店があります。
創業当初から今に至るまで、西陣織の伝統と高い技術を受け継いできました。
元々は織物販売をしていましたが、大正時代に帯・着物の卸売りも行うようになったのだそうです。
現在では、西陣織の技術をデザインやアートに取り入れるなど事業展開を行っているみたいですよ。
革新的な西陣織を生み出し海外へ
着物の帯として有名な西陣織ですが、着物の需要低下とともに徐々に衰退してきているのだそう。
市場規模は最終的に全盛期の10分の1にまで減り、絶滅の危機にさらられていました。
細尾商店も例外ではなく、本業の帯生産は右肩下がりとなってしまいったそう。
「新しい需要を掘り起こさないと本当に西陣織が寂れてしまう。ニッポンの職人魂を見せてやる。」
そう言って立ち上がったのが金谷博氏でした。
悪戦苦闘しながらも革新的な西陣織の生地を作り、
立体的で様々に表情を変える生地を生み出したのだそうですよ。
その技術を活用して「HOSOO」ブランドを立ち上げたのが現在の細尾商店社長・細尾真孝氏です。
西陣織を「素材」と位置づけ直し、最先端のファッションやインテリアに取り入れていったそうです。
今では高級ホテルや車の内装に西陣織の技術が採用されているんだとか!
更に、世界の高級ブランド(複数メーカー)からの受注もあるというから驚きです。
日本の伝統技術である西陣織が世界に広まっていくのは嬉しいことですよね。
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金谷博の織物(西陣織)の値段はいくら?
今までにない新しい西陣織の生地を生み出し続ける金谷氏。
いったいいくらで金谷博氏の西陣織を買えるのでしょう?
値段が気になる方が多いと思います。
私も気になったので、細尾商店の西陣織の値段を調べてみました。
・帯 3万円台~5万円台(楽天市場)
・クッション 4,4000円~
・バッグ 46,200円~275,000円
・ポーチ 17,600円~45,100円
・ルームシューズ 82,500円~84,700円
・イス・テーブル 330,000円~770,000円
・テーブルマット 14,300円~22,000円
値段の幅は広いですが、比較的手頃な値段の帯なんかも販売されているようです。
日常使い出来るところだと、クッションやポーチ、テーブルマットがお求めやすい値段かもしれません。
クッションは弾力性のあるフェザー100%のインナークッション付きです。
28種類の柄があって、大きさは2種類(縦横40cmと縦横50cm)から選べます。
どの柄もスタイリッシュで高級感のある空間を演出するのに一役買ってくれそうですね。
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金谷博氏の西陣織はどこで買える?
続いて西陣織の商品がどこで買えるのかも調査してみました。
上記の商品は、実店舗かオンラインで購入可能とのことでした。
帯に関しては、細尾商店の取引先である呉服店か楽天市場などのオンラインショップで購入できるようです。
それ以外の商品は、「HOSOO」の実店舗1階か公式オンラインショップで購入可能ですよ。
ちなみに公式HPリンクはコチラです→(https://www.hosoo.co.jp/flagship/#flagship-store)
【公式オンラインショップ】
・別途送料あり
・海外への配送可(一部地域のみ)
海外への発送の場合、送料の輸入税関手数料などもかかる場合があります。(詳細はHP参照)
まとめ
金谷博氏について紹介しました。まとめは下記の通りです。
・300年以上続く西陣織の老舗「細尾商店」の職人である。
・革新的な西陣織の生地を生み出し、世界の有名なデザイナーからも支持されている。
・織物専用ソフトを開発し、織物の作業効率を向上させた。
・細尾商店の西陣織は、実店舗またはオンラインで購入可能。
最後まで読んで頂きありがとうございました。